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2022年特集

お客さま満足向上に向けた取り組み
物流センター篇

新日本製薬では、お届けする商品や配送箱もお客さまとの大切なコミュニケーションだと捉えています。物流センターの配送時の品質維持の取り組みや、環境への配慮、ダイバーシティ推進の取り組みについてご紹介します。

品質を維持しながら省資源化を実現

新日本製薬は、福岡県福岡市に物流センターを設け、日々お客さまのお荷物を発送しています。商品がお客さまのお手元に届くまでには、梱包・発送・積載・輸送・配達と複数の工程を経ています。安全に商品をお届けするため、物流課では配送時の商品の品質維持を目的としたテストを実施しています。

また、品質維持と並んで、環境に配慮した取り組みを進めています。2021年7月に従来の配送品質を維持したうえで省資源化を目的として、配送箱を大幅にリニューアルし、森林認証紙の採用とサイズの見直しを行いました。従来は、大きさの異なる6種類の配送箱を使用していましたが、4種類に減らし、さらにサイズを見直したことで最大50%の省資源化を実現しました。


また、並行して緩衝材を使用せずとも、安全に商品の配送ができないか検討し、配送箱に商品を固定するギミックを施すことで、緩衝材の使用量も約43%の削減に成功しました。また変更による商品の破損が起きないよう36回に渡る検証を実施しました。

環境に配慮した緩衝材を採用

商品の配送時の破損を防ぐために不可欠な緩衝材も環境に配慮した素材の採用を進めています。商品の梱包には、再生紙を使った緩衝材を使用していますが、商品によっては、プラスチック製の気泡緩衝材を使用しています。2021年12月より、気泡緩衝材においても再生原料を使用したエコハーモニー®へ切り替えました。エコハーモニー®は、再生原料を使用しているため、再生原料を使用しない気泡緩衝材と比べ、CO2排出量を約34%削減することができます。

今後も、物流課が中心となりエコフレンドリーな資材の採用の推進や、荷物の出荷時の積載効率向上など環境に配慮した取り組みを推進してまいります。

障がいのある方に活躍の場を

社内の取り組み

新日本製薬では、商品の出荷を担う物流センターで知的障がいのある方を雇用しています。お客さまへ発送する商品の仕分けや封入を担当し活躍しています。一時的な仕事ではなく、お客さまへ商品をお届けするために欠かせない仕事を、社内で検討し、安全に働くことができる環境づくりをめざしています。

障がい者雇用率の推移
年度 2020年度 2021年度 2022年度
障がい者雇用率 2.4% 3.2% 3.6%

社外との取り組み

当社では、障がいの有無に関わらず社会参加を通して共生社会の実現をめざす福岡市の社会福祉法人JOY 明日への息吹 障害福祉サービス事業所JOY 俱楽部を長年支援しています。配送箱のリニューアルに際し、JOY俱楽部の中でアート制作を行うアトリエブラブォの作品をデザインに採用しました。

配送箱はお客さまと当社をつなぐコミュニケーションツールと考えています。配送箱に描かれているレースフラワーには「感謝」という花言葉があり、その絵に当社からお客さまへの想いを込めています。また30周年を記念した配送箱のデザインもご担当いただきました。

担当者の声

2021年7月、環境により配慮したものへと配送箱の設計を見直しました。その際、お客さまに「商品だけでなく配送箱でも元気や喜びを届けられないか」と考えアトリエブラヴォさまにご相談しました。あしらっていただいたレースフラワーは小さくかわいらしいお花を無数に咲かせるその姿から、心の豊かさ、和をもって生きる美しさを彷彿とさせます。アトリエブラヴォさまの作品をあしらったこの配送箱でお客さまに笑顔をお届けしたいと考えています。