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環境への取り組み

気候変動への対応

新日本製薬は、商品の企画からお客さまが使用後に破棄されるまでを想定し、環境に配慮した事業活動と環境負荷低減に取り組んでいます。

基本的な考え方

気候変動への対応は、当社の事業を継続する上で、重要な課題の一つと捉え、積極的に取り組んでいく必要があると考えています。

当社は、2022年10月にTCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)提言に賛同し、今後TCFD提言に基づき、気候変動が事業に与える影響について、情報の開示とその拡充を進めていきます。

CO2排出量削減への取り組み

グリーンナノ技術を採用した容器への変更

新日本製薬の売上の約90%は化粧品が占めており、主力であるパーフェクトワン オールインワン美容液ジェルシリーズの年間販売個数は約590万個※1 にのぼります。2021年6月にはシリーズのうち「パーフェクトワン 薬用ホワイトニングジェル」をリニューアルし、プラスチック燃焼時に発生するCO2を約60%削減することができるグリーンナノ技術を採り入れた容器の採用を開始しました。

2021年10月には、シリーズ全5商品のうちの4商品がグリーンナノ技術を採用した容器へ切り替わりました。これにより、容器を破棄する際に生じるCO2の排出量を472t‐CO2/t※2削減ができる見込みです。今後もCO2排出量の削減に向け、環境に配慮した容器や包材の採用など、取り組みを進めていきます。
※1 2022年度(2021年10月-2022年9月)の販売個数
※2  ①: 容器1個あたりのプラスチック焼却時のCO2 排出量を算定 ②: 2022年度販売個数分の排出量を算定 ③: ②の値に対し、グリーンナノ添加によるCO2削減率を60%と仮定し、削減量を算定

配送方法の変更によるCO2排出量の削減
通信販売を主たるチャネルとしている当社では、商品の配送時の再配達を減らすことがCO2排出量削減に貢献すると考え、化粧箱サイズの見直しを進めています。2022年3月に「Wの健康青汁」の化粧箱のサイズを見直し、従来の宅配便での配送からメール便へ、配送方法を変更しました。お客さまの不在時に、再配達が必要な宅配便と違い、メール便はポストに投函することができます。化粧箱の見直し以外にも、荷物の積載効率向上や配送時のCO2排出量削減に向けた取り組みも推進していきます。

循環型社会への取り組み

限られた資源を有効に活用し続けるため、新日本製薬では、継続的な3R活動のほか、プラスチック使用量の削減に向けた取り組みや再生原料からできた素材への切り替えを推進しています。

プラスチック使用量削減への取り組み

新日本製薬は、商品の開発や改良の際に、環境への配慮を視点に入れた検討を実施しています。

2021年9月に販売を開始した20-30代向けのスキンケアブランド PERFECT ONE FOCUS の「スムースウォータリージェル」は、本体のプラスチック容器を捨てずにそのまま使用できるよう詰め替え用を展開しています。また同ブランドの「スムースクレンジングバーム」は使用時にとろけるような使用感を実現したことで、バームの形状が柔らかく、手ですくって使用することができるため、プラスチック製のスパチュラを付属していません。今後もプラスチック使用量の削減に取り組んでいきます。

再生原料からできた素材の利用

お客さまへ商品をお届けする際の梱包に使用する緩衝材において、再生原料からできた素材への切り替えを推進しています。2020年4月より紙製の緩衝材へ切り替えが可能な商品について、プラスチック素材から再生紙の緩衝材へ切り替えを実施しました。さらに2021年12月からは一部商品に使用するプラスチック製の気泡緩衝材についても、再生原料であるリサイクルペット素材からできたものへ切り替えを実施しました。今後も配送や梱包に使う資材について、環境に配慮した素材への切り替えを推進していきます。

オフィスでの取り組み

オフィスでも文房具などのオフィス用品のリユースコーナーの設置のほか、ペットボトルキャップの回収や、マイ箸・マイカップの使用推進などの取り組みを行っています。これら取り組みの推進を通じて、社員の意識向上をめざしています。

紙使用量の削減(オフィス)

新日本製薬では、ペーパーレス化を推進しています。書類のデータ管理を推奨し、紙の使用削減のため、2021年11月に全社で個人別・部署別の印刷枚数を管理できる複合機へ入れ替えを実施し、使用枚数を見える化しました。さらに、2in1印刷をデフォルト設定に切り替えた結果、印刷による紙の使用枚数を大幅に削減することができました。今後も紙の使用削減をはじめ、オフィス活動においても資源の使用を削減するための取り組みを推進していきます。

複合機での紙使用量削減率(2020年度比)

年度 2021年度 2022年度
削減率 32.2% 43.6%
エコキャップ運動

オフィス内の環境活動のひとつとして、2009年よりエコキャップ運動に取り組んでいます。2009年7月からの累計で334,117個のペットボトルキャップを社内で回収しています。回収したペットボトルキャップは、NPO法人エコキャップ推進協会へ提供し、その後、再生プラスチック原料として利用されています。

生物多様性の保全

新日本製薬では、商品に天然由来の成分を多く採用しています。お客さまに満足いただける商品を提供し続けるためには生物多様性の保全が重要と考え、社内外での取り組みを推進しています。

絶滅危惧IB類(EN)に指定されるムラサキの栽培方法確立と商品への採用

新日本製薬は、古くから漢方薬として使われてきた「ムラサキ」の根の部分である紫根に注目し、その成分が肌のシワやたるみの原因となるコラーゲンの減少を改善・解決できるのではないかと考え、研究を行っています。

しかしムラサキは、絶滅危惧IB類(EN)に指定されており、その供給の多くを輸入に頼っています。そのため当社では、ムラサキの国内栽培を可能にするため2006 年から栽培方法の研究を行っています。2009年には、筒栽培を活用した国内栽培に成功し、2016年にはその栽培技術に関する特許を取得しました。なお、栽培した紫根から抽出した紫根エキスをリポソーム化することにより、肌への浸透性を高めることができる「カプセル紫根 」の製造方法の特許を取得しています。


※:油溶性シコンエキス(1)、水素添加大豆リン脂質(保湿成分)

ムラサキを配合しているPERFECT ONEの商品数 35

※限定品、サンプルを除く

FSC®認証紙の採用

世界の森林が急速に減少していることから、当社では、国際的な規格をもとに、適切に管理されていると認められた森林から生産された木材や、その他適切な森林資源の使用につながる原材料を使用したFSC®認証紙の採用を積極的に進めています。2021年にパーフェクトワン オールインワン美容液ジェルシリーズの化粧箱のほか、2021年に販売を開始したパーフェクトワンフォーカスでもFSC®認証紙を採用しています。また商品のお届けに使用する配送箱に同年よりFSC®認証紙を採用しています。(FSC®N003734)

棚田保全活動 / 地産地消運動

新日本製薬の本社社員食堂で提供するごはんは、2012年7月に北部九州を襲った豪雨災害で被害を受けた福岡県笠原地区(八女市黒木町)の棚田でとれたお米を使用しています。離農する住民や都会に住む家族のもとに身を寄せる住民が増えたことで笠原地区は過疎化が進んでいました。この豪雨を契機にさらに過疎化が進むことを防ぎ、棚田がもたらす豊かな生態系の保存に役立てていくため「笠原棚田米サポーター制度」が発足し、当社はこれに賛同して以来、毎年約960㎏のお米を購入し、社員に提供しています。
また併せて「ふくおか農林漁業応援団体」に加盟し、地産地消を意識した食材購入をするだけでなく、社員へ地産地消を啓発するイベントを定期的に開催しています。

水・化学物質への対応

新日本製薬は、研究施設のある吉塚オフィスにおいて環境法令を遵守した取り組みを行っています。

水質・土壌汚染防止

新日本製薬の研究施設のある吉塚オフィスでは、化学物質を含む廃棄物、廃液などの漏洩による土壌・地下水の汚染防止に努めています。土壌汚染対策法や廃棄物の処理及び清掃に関する法律、大気汚染防止法、水質汚濁防止法など、企業活動により排出される廃棄物、排水、排ガス等を取り締まる各種法令、及び自治体の関連条例に従って、定められた手法に則り記録、保管、移動、廃棄、必要な調査点検を定期的に実施しています。

化学物質リスクアセスメント

2016年6月に施行された改正労働安全衛生法により、一定の危険有害性のある化学物質(640物質)について、化学物質を取り扱うすべての事業場におけるリスクアセスメントが義務付けられました。品質保証課、R&Dセンター課の社員が勤務しており、危険や健康障害のリスク低減対策を行っています。具体的には以下の6つ取り組みを実施しています。

  • 定期的な健康診断:半年に1回特殊健康診断実施
労働安全衛生法で定められた労働衛生対策上特に有害であるといわれている業務に従事する労働者等を対象として実施する健康診断を実施しています。
  • 作業環境測定
有害な因子による労働者の健康障害を未然に防止するため、作業場の環境測定を年に1回実施し管理しています。
  • 試薬管理
試薬を使用する機器に取扱い時の注意(換気等)の掲示を行っています。また使用記録管理台帳を作成し、使用した薬剤については使用前後の数量、使用者等を記帳し管理しています。
  • 有機溶剤作業主任者の常駐
有機溶剤を取り扱う作業場や作業方法の指示等を行う責任者の講習を修了した社員が常駐しています。
  • 教育訓練
薬剤(特に有機溶剤)について、行政のテキストをもとに勉強会を実施しています。
  • 薬剤の廃棄について
薬剤の廃棄は、使用する薬剤の種類によって廃棄タンクを準備し特定の処理を行い、産業廃棄物業者へ廃棄を委託しています。また、受領した産業廃棄物管理票(マニフェスト)を自治体へ、産業廃棄物管理票交付等状況報告書にて報告しています。